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Blog May 12, 2019

ルームメイトがスプリンクラーを壊して部屋は水浸し、建物から立ち退きになった話

先週の日曜日に発生した事故(事件)の話です。

まず文脈としてですが、UC Santa Cruzに留学している私は、キャンパス内の寮に住んでいます。私の部屋は2階にある3人部屋で、アメリカ人2人と一緒に住んでいます(いました)。

部屋には、

  • 2段ベッド
  • デスク×2
  • 上がベッドで下がデスクになってるやつ

があって、1人1つずつデスクと寝床があるようになっています。

ルームメイト、やらかす

で、ここからが本題なのですが、日曜日の午後8時前、部屋には住人が全員いてそれぞれ自分のベッドでゴロゴロしていました。

ルームメイトの1人(Aさんとします)は中国系アメリカ人で一緒に米を食べるのですが、ちょうど7:50くらいに炊きあがったので晩ごはんにしようかという話をし、私はベッドから下りました。

ちょうどその日は2日前に買ってきたサーモンとマグロの刺し身があって、海鮮丼をやろうという話だったのでワクワクしていました(写真は前日のもの)。

Aは「上がベッドで下がデスクになってるやつ」を持っていて、上のベッドにいたのですが、彼はハシゴを使わずにベッドに座った状態から飛び降りました。

その時、いつもより少し力が入ってしまったのか変な方向に飛んでしまい、天井から飛び出している下の画像のようなスプリンクラーのノズルに頭をぶつけてしまったのです。

すると何が起こったかというと、ノズルが外れて中から水が勢いよく吹き出してきたのです。部屋の反対側から見ていた私ともう一人のルームメイト(Bとします)はもう完全にパニック。2, 3秒すると電子機器を濡らすとマズいということに気付き、Bはパソコンを部屋の外に避難させました。

これがスプリンクラーのアップなのですが、見ると分かるようにノズルは鋭利で、頭をぶつけたAは流血していました。彼は飛び降りた時にパソコンを持っていてそのパソコンはかなりの量の水を被ってしまったので、それを持って一旦避難しました。私も、手元にあったパソコンだけ持って一度部屋を出ました。ちょうどその頃、スプリンクラーの作動を検知して火災警報が鳴り始め、建物の人も避難を始めました。

しかし、ここで冷静に考えてみると水を止める手段はなく、そうしている間にも部屋はみるみる水で溢れていきます。これではマズいということで部屋の3人と同じ建物の友達で協力して電子機器やIDなどの貴重品を1階にある友達の部屋にすべて避難させ、建物の前に避難しました。

部屋から水を流すためにドアを開けておいたのですが、それによって避難する頃には廊下も水浸しになり、その水はその直下の1階の廊下にも漏れ出していました。

その時の動画がこちらです。動画10秒から13秒の水が吹き出しているのが私の部屋です。水が勢いよく吹き出しており、部屋から廊下に流れ出しているのが分かると思います。

外に避難してしばらく、水が出だしてから15-20分くらいして、消防が到着し、中に入ってスプリンクラーを止めました。これで一件落着かと思いきや、「建物の安全確認をする」とのことでこの段階では誰一人として建物に入ることはできず、食堂や図書館で時間を潰してくるように、との指示が出されました。パソコンなども建物の中の別の部屋に退避したので、回収できなくなってしまいました。

もうこの段階では笑うしかなくなっていて、友達と食堂で晩ごはんを食べ、その後私はやらないといけない課題があったので別の建物の友達の部屋でパソコンを借りて課題をやっていました。

事件から2時間ほど経過して、以下のメールが配信されました。

Just an update:  In case you didn’t know our house flooded. One of the sprinklers broke on the second floor.  Facing house 2, most of the damage is on the left side of the building.  Everyone is safe.
But nobody will be staying in house 2 tonight.  They are allowing people to grab some overnight things but that’s it.  If you need a place to stay you can go to the housing office, the housing office will help out…or stay with a friend.  If you need a place to stay tonight but aren’t coming back until later. Call the RA on call and they will help you out.

要するに、「今晩は建物には泊まれないよ、荷物が必要だったら取りに来ていいよ」ということです。また、私たちの部屋には入ることができたのですが、その真下に当たる部屋は”Extensive Damage”があるとのことでその日は荷物を取ることさえできませんでした。

ルームメイトがHousing Office(寮を管理している事務所)に行ってどうするべきか聞いたところ、他の建物に空いているベッドがある部屋(3人部屋に2人しか住んでいない、など)の鍵をもらうことはできるとのことでした。しかし、それは10時くらいの話で、その時間に突然部屋に来て「今日からここに住むんでよろしく」というのは微妙なので、その日は3人で別の建物の友達の部屋に泊めてもらいました。

そして次の日、月曜日なので私は朝8時から授業があり、それを終えたところでメールが配信されました。結論としては、建物を修理する必要があり、1階と2階の全員を別の部屋に移動させるとのことでした。

建物の前にはこのようにカートやダンボール、袋など引っ越しに必要なものが準備されていました。

廊下はカーペットだったのですが、このように全て剥がされていました。

部屋のカーペットは剥がされていませんでしたが、水を含んでしまっていて動画のように踏むと水が出てきていました。

スプリンクラーの水ですが、パイプの中に何年も眠っていたものなので言うまでもなく汚いです。これは私のベッドのシーツですが、その水を浴びた部分は黒くなっています。外に置いていた洋服系は全て洗濯になりました。

基本的に全てが黒ずんでいたのですが、唯一白かったのは炊飯器の中の白米でした(笑)

建物も悪い

この事件に関して、まあルームメイトがハシゴを使わずに飛び降りたのが悪いといえば悪いのですが、学校も悪いという話が出ていました。

そもそも、私たちが住んでいた部屋はもともと2人部屋だったところ、生徒数が増加したことで無理やり2段ベッドを導入することで3人部屋に改造された歴史があります。

本来はスプリンクラーの周りにこのように赤いカバーがついているのですが、私の部屋にはついていませんでした。実はこれにも裏話があって、もともと私の部屋には赤いカバーは付いていたのに、友達の部屋に付いていなかったのでAが譲渡してしまったのですが(おい)、まあとにかくこの設計には明らかに問題があります。

同じような洪水は昨年度も起きているようで、聞いた話だとパイプで懸垂をしていたらパイプが折れて同じように水が溢れたらしいです(これは懸垂をするやつが悪い)。

安くない学費を払っていて、さらに2年連続で起きているわけなので、この建物も新しくしてくれたらいいのにな、と思います。

引越し先

その日の午後には新しい部屋が決定しました。その引越し先が”Rosa Parks African American Theme House”, 通称”RPAATH”でした。

Rosa Parks African American Theme House

他の建物は全て白なのですがここだけ画像のようにパン・アフリカの色に塗られています。

R.PAATH is designed to intentionally create space for students to feel connected, safer, and supported in a community centered on the experiences of Black/African American/Caribbean peoples. This is a primary focal point for the staff supporting R.PAATH.

UC Santa Cruzの中でも私はStevenson Collegeというカレッジに所属しているのですが、ここは白人至上的というか、人種差別が関係する事件が過去にあったことも影響しているようで、RPAATHはアフリカン・アメリカンとカリブ系の人が住んでいる建物です。

私の感覚からすると「差別差別言っておきながら引きこもるってのもどうなのよ」みたいな気持ちもあって、実際に友達の中にもこの建物をジョークにしている人もいます。アフリカンでもアメリカンでもないわけですが、とにかくここに住むことになったわけです。

幸い、新しいルームメイトも気持ちよく迎えてくれて、1週間経ちましたが気持ちよく過ごせています。

一つ変わった点としては、廊下などで見かける人種は大きく変わりました。もともと住んでいた建物はほとんど白人とアジア人だったのですが、RPAATHでは今のところアジア人を見かけていません。別にだからどうってことはないのですが、一気にマイノリティになった感じは否めないです。

なかなかcontroversialではあるので、このあたりのことが気になる人がいれば直接DMしてもらえると色々話せるかなと思います。

まとめ

ということで、先週起こったことのまとめでした。いやアメリカに留学してもこんなことある!?って感じなのですが、引越し先も含めて貴重な体験ができている気もします(別にしたくはなかったけど)。

“Flood”という単語は知っていましたが、まさかこんな使い方をするとは思わなかったですね。ちなみにですが、”My house was flooded. Can you extend the assignment?” みたいな使い方ができます。

前述の通り汚れたものはありましたが、奇跡的に電子機器も全て無事で、実質的な損害はありませんでした。不幸中の幸い。

部屋が洪水になったり、中間テストで簡単な積分が最後の5分まで分からなかったり、プログラミングの課題でJavaのStringを==で比較して減点されたり、色々ありますが、なんとか元気でやっております。

サマーセッションも受講しますが1年生もあと1ヶ月ほど。頑張っていこうと思います。