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Study Mar 27, 2019

2019年冬学期を振り返る

冬は雨が降って、緑が出てきていい感じになります。また1クオーターが終わって成績も出たので、忘れないうちに振り返ろうと思います。

初めて4つ授業を取った

前クオーターの振り返りにも書きましたが、UCSCでは累計GPA 3.0以上(平均でB以上)があれば22単位まで1クオーターに取得できるようになります。ほとんどの授業は5単位ですが、稀に2単位のLabと呼ばれるものが付随する授業があり、それは合わせて7単位になります。

入学した段階ではGPAがないので最初の学期は3つしか授業は取れないのですが、前学期に3.0以上のGPAを取ることができたので、今期から22単位取得できるようになりました。今クオーターは通常の授業が3つ+ラボ付きを1つの合計22単位取ったので、制度上最大の単位を履修したことになります。

実際に取った授業は以下の4つです。

  • Stevenson College 2
    • 必修の哲学?文学?みたいなやつ
  • Writing 1
    • これも必修のライティングの授業
  • Math 19B
    • 積分
  • CMPS 12A/L
    • Introduction to Java
    • ラボ付き

それぞれについて振り返っていこうと思います。

Stevenson College 2

必修なので取らないといけないんですが、諸悪の根源でした。前クオーターにもStevenson College 1を取りましたが、それよりも大変でした。

これについては言いたいことがたくさんあるので細かくは別の記事に書こうと思うんですが、授業の内容としては私がAffiliateしているStevenson CollegeのテーマであるSelf and Societyを軸に様々な文献を読んでいくクラスです。

今期読んだ主な文献は

  • Adam Smith, Wealth of Nations
  • Linda Tirado, Hand to Mouth: Living in Bootstrap America
  • Marx and Engels, The Communist Manifesto
  • Verginia Woolf, A Room of One’s Own
  • Sor Juana, The Answer/La Respuesta
  • Plato, Apology+Crito
  • Henry David Thoreau, Civil Disobedience
  • Alex Haley, The Autobiography Of Malcom X
  • King, Letter from a Birmingham Jail
  • Gloria E. Anzaldúa, Borderlands/La Frontera
  • Marjane Satrapi, Persepolis I&II
  • Viktor Frankl, Man’s Search for Meaning

と、かなり量があります。抜粋を読んでいるものもあるのですが、半分以上は全部読みました(読まないといけないということになっていました)。

これらを読んで、その内容についてディスカッションをし、レポートを書く授業です。

前クオーターはReadingに重きが置かれていたので内容を理解できていれば十分といった感じで、まあそれは日本の英語の勉強でもTOEFLやSATの対策でもやることなので、なんとかごまかしてやっている感じでしたが、今回はTexual Analysisということで文章を書くことに使われているテクニック(比喩とか対比とかそういうやつ)みたいなものを読み取ることまで求められました。

このぶっ壊れた文章を書いていることからお察しだとは思いますが正直自分は日本語でも現代文の文章考察が全く得意ではなく、読むのでも精一杯な英文をどう解析しましょう🤔になってました。

レポートも1000-2000 words程度のものを定期的に書くことが求められ、書くこともないし英語は書けないし割と絶望でした。本にも難しいものと簡単なものがあるので、簡単なものを読み込んで頑張って乗り越えました。

ちなみに、最後に成績の5%を占める「サロン」というのがあって、読んだ文章に関連する芸術的な作品を作ってクラスとシェアするというものでした。

本来は生徒がTextをAnalyzeするんだと思うんですが、繰り返しになりますがAnalyzeできないので、Pythonのライブラリでワードクラウドを作ることにしました。

こんな感じ。これは国富論のワードクラウドをアダムスミスのフレームに当てたものです。ライブラリのExampleそのまんまってのはシカトしてください。

正直ここに大きく表示される単語というのは面白いなと思って、”great”, “every”, “different” なんていうのはスミスの思想が出ているなと思います。

これを発表したら先生が「こうやって文章を読まないでデータ分析だけで解析するLiteratureもあるのよね」みたいなことを言っていて、私は「う〜んそっちの方が性に合うわ」と思ったのでした。

Writing 1

大学に入る段階でWritingの試験を受けさせられます。低い点数を取ると3つ、そこそこの点数を取ると2つ、いい点数を取ると1つライティングの授業を取らなければならず、私はそこそこの点数を取ったのでWriting 1とWriting 2を取らなければならず、システム上今期絶対にWriting 1を履修することが求められました。

同じ英語の授業でも上のStevenson Collegeとは異なり、非常に楽しく、かつためになる授業でした。

1つ目の大きな課題は、Response Essayと言われる俗に言う感想文を書くことでした。

基本的にネイティブスピーカーは試験でいい点数を取ってWriting 2しか取らないので、Writing 1にいる生徒の半数以上は留学生になります。そして事実として留学生の出身で一番多いのは中国です。

As UC Santa Barbara enrolls more students from China, professors complain about cheating and English skills

この授業では、↑の記事について自らの経験などを交えつつ感想を書きました。

中国からの留学生とアメリカ生まれの生徒が多数を占める中、私はどちらでもない視点から感想を書くことができて、なかなか面白かったです。

残りの課題は、1つテーマを選択し、それについて様々な形式で文章を書くというものでした。

リストがあって選択するのですが私は環境問題について取り上げ、それについて

  • Informative Essay (環境問題の概要について引用元を明示しながら文章を書く)
  • Factsheet (ポスターのような形でEssayの内容を図などと一緒にまとめる)
  • Presentation (スライドを使って発表する)

ということをしました。

大学で文章を書くとなると引用などを含めてAPAやMLAなどのスタイルに準拠することが必要になるわけですが、その基礎を学ぶことができたなと思っています。

また、先生からのフィードバックが非常に的確で、文章構成や文法のミスなど、本当に様々な観点から自分のライティングを見直すことができました。

Math 19B

前クオーターの19Aは微分だったので、今回は積分です。

一応日本で数学IIIまでやっているので、ほとんど復習と英語の勉強でした。置換積分、部分積分、部分分数分解、とかですね。

新しく扱ったものとしては

  • Shell Method ($2\pi\int{xf(x)}dx$)
  • Arc length (グラフ上の線の長さ求めるやつ) ($\int(\sqrt{1+[f’(x)]^2})$)
  • 回転体の表面積($2\pi\int{x\sqrt{1+[f’(x)]^2}}$)
  • テイラー展開
  • 級数の収束と発散

あたりでしょうか。

日本で数学が本当にできなかったので、良い機会と思ってちゃんと勉強したら、ちゃんと定着して良い成績も取れたのでそれは良かったと思っています。むちゃくちゃ個人的ですが20歳を目前にしてやっと数学の勉強の仕方が分かってきた気がします。

次のクオーターには23A, Vector Calculusを取ることになるので、そちらもちゃんとやっていきたいなと思っています。

CMPS 12A/L

Introduction to Java (Accelerated)です。プログラミングの入門は通常2つの授業を2クオーターに渡って受けるのですが、私はプログラミングの経験があるのでラボ付きの1つの授業で同等とみなされるAcceleratedの授業を取りました。

内容としては基本的なところで、変数から始まり、条件分岐、ループ、標準入出力、配列、文字列、クラス、LinkedListあたりを勉強します。

正直この授業の勉強はほとんどしませんでした。概念はすべて分かっていますし、Java自体を書いた経験はほとんどないのですが日頃からC、Javaから派生した言語を使っている身からすればシンタックスもそこまで問題にはなりませんでした。

知らなかったこととしてはDynamic Method DispatchとJavaはStaticメソッドをインスタンスから呼べることくらいでしょうか。

Acceleratedというだけあってかなり授業の進行は早く、ある程度の基礎がないと難しいだろうなとは思いました。

成績をミスった話

これは単純に私のバカエピソードなのですが、履修の段階でGrading Optionの設定をミスるということをしでかしました。

授業の成績の付け方には2種類あり、通常のABCDFで評価されるLetter GradeとC以上はPass, それ未満はNon-passになるPass/Non-pass Gradeがあります。

後者は単位数合計の25%までしか使えず、専攻の授業にも使うことはできないのですが、GPAに影響しないというメリットがあり、私はStevenson College 2をPass/Non-passで履修するつもりでした。というか、Pass/non-passになっていると思って最終課題の提出まで終わらせました。

その後、ポータルを見ているとLetter Gradeになっていることに気づき絶望しました。履修の段階で「あとでやればいいや」みたいなことを思った可能性があり、単純にバカだなぁという話です。

私の計画としては

  • Stevenson College 2: C→Pass(GPA影響なし)
  • Writing 1: B
  • Math 19B: A
  • CMPS 12A/L: A

で3.66というGPAにする計画でした。これでCがカウントされてしまうとクオーターのGPAが3.25まで下がってしまうので、それは避けたいですし、ポータルでLetter Gradeの文字を見たときは絶望しました。大学院に進学するには3.7のGPAが目標とされています。

で、結果的にどうなったかって話なんですが、以下のようになりました。

  • Stevenson College 2: B (GPA影響あり)
  • Writing 1: A
  • Math 19B: A+
  • CMPS 12A/L: A+

今クオーターのGPAは3.75でした🎉

Stevenson College 2に関して、Pass/Non-passとはいえそれなりにちゃんとしたエッセイを書き、先生と話をしてマズかったペーパーに関してはきちんと書き直しをしていたおかげで救われたなと思います。何事も真面目にやるべきですね。

あとMathとCMPSのA+に関してなんですが、特に数学に関してはA+を取ったからといって甘えてはいけないなと思っています。

プログラミングは周りの学生よりもかなり多くの経験があるのでA+を取って当たり前みたいなところはあるのでいいんですが、正直日本のスタンダートで見ると私の数学はカスレベルです。Math 19BはMidtermもFinalも私のスコアが最高得点だったのですが、それはどう考えても私が数学ができるのではなく周りができなさすぎるだけで、日本の同級生はこのレベルの内容は大学受験に使っていて今はもっと難しい内容をやっているわけです。将来的には彼らと戦わないといけないわけで、この相対評価におごることなく追いかけていかなければと思っています。

あとグレードの方法など重要な情報は思い込みに頼らず確認をしましょう。

まとめ

あと書かなかったこととしては、睡眠スケジュールがぶっ壊れていました。朝に授業を固めて午後自由時間を取れるようにしたら、夜中起きてそのまま朝授業に行って昼間寝る生活になってしまい、これはよくなかったです。反省して次のクオーターは昼間に授業を取るようにしました。

学習面でもそれ以外でも学びのあったクオーターだったので、悪かった部分は反省しつつ4/1からの2019年春クオーターもしっかりやっていきましょう。